2006年06月

2006年06月25日

寝不足

一昨日、いつものように残業してたら頭が痛くなってきたので7:00に緊急離脱を申し出て帰宅。飯を食ってそのままベッドに倒れこみ、スロットを打ちに行く気力すら湧かずそのまま昏睡状態に。

気が付いたら翌日昼12:00(爆)。なんと16時間も寝てしまいますた(笑)。

流石に頭が重いので、眠気覚ましに温泉にでも入りに行こうかと酷王に跨って十津川温泉の昴の郷を目指す。

途中で谷瀬のつり橋を渡って平衡感覚を回復させ、温泉を堪能した後、R425走って萌え萌えして、龍スカで既に真ん中の溝が消えかかっているタイヤの横のスリップサインを出して帰った。

谷瀬のつり橋だが、観光客が多いと揺れまくるので、初めての人は怖いかも。
私は18年前からちょくちょく渡りに行ってるので、慣れてますが。

そのうちつり橋のちょっと北側にある喫茶店「スプルース」にも入ってみたかったり。17年前に家族と入ったっきりなんで。

来週は待望のタイヤ交換だ。パイロットパワーとか履いてみたかったが、夏の2週連続東北ツーリングの高速移動で真ん中が減るだろうからまたパイロットロードにした。

それにしても減ったタイヤで攻めてるときにステップが擦れたると嫌な冷や汗が吹き出ますな。
21ぐらいのときのほんの一時期に峠小僧みたいなこともやっていたが、今思えばようあんな危ない走りしてたな〜、と思うことしばし。

ちなみに険道や旧廃道走ってるときの難所で吹き出る冷や汗は、心地よき冷や汗なので悪しからず(爆)。

kenrou1352 at 12:10|PermalinkComments(5)TrackBack(0)日々の雑記 

2006年06月18日

クケケケケ・・・

今年の8月の長期休みは3〜8,12〜16!!
ふっふっふっ、これで大川平への行きはフェリーで楽々行けて、尚且つ今別の花火大会に間に合うのも確実!

そしてその次の週は再び東北へ行って花火大会巡り!
東北の娘の浴衣姿は萌えるんだろうなぁ(違)。

しかしどっちも帰りが辛い。またしても新潟から延々自走で帰らねばならない。
そういや12日からのやつは行きが遠野まで1000km延々自走だっけか(爆)。

パワー溜めとかなきゃなぁ・・・。

kenrou1352 at 02:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)日々の雑記 

2006年06月13日

丹後半島、天国と地獄

6/4、京丹後市網野町にある琴引浜ではだしのコンサートなるイベントが開催された。
当ブログより相互リンクさせていただいている和太鼓ドン発祥のイベントである。
日本海の重油流出事故のときにボランティアで来ていたメンバーが立ち上げたサークルなのだとか(詳細はドンのHPのコラムにて)。

午前5時。徹夜でゲームしている弟に起こしてもらい、前日の夜、親友と閉店までスロットを打って疲れきった身体に鞭を入れつつ飯を食って早々に出発。

快調なスタート。早く付きそうな気がするぞ!
・・・の筈だったが、あまりの眠さに西紀SAで不時着。酷王に跨ったまま1時間ほど寝てしまった。

その後も眠気に耐えつつ休み休み走って結局琴引浜に着いたのは9時半。4時間もかかってしまった。

実はR312から琴引浜へのショートカットとしてチョイスしたr663が腐道ではないのかと期待したが、普通の田舎道だった。ま、あれはあれでよかったけど。

琴引浜に辿り着いた。
駐車場に酷王を停め、受付のところでビニール袋を貰った。参加費用となる浜辺に落ちてるゴミを拾う為だ。
袋をもらうと早速ドンの皆さんを見つけてしまった。挨拶をしようと歩いて近づくと途中で意外そうな顔で振り向いた。

私の存在に気づいたようだ。

挨拶を交わす。本当に私が来るとは思ってなかったらしい。
いろいろと話したいことはあったが、本番前なのでゴミ拾いを再開する。

しかし浜辺の見えるところにあるゴミは拾い尽くされていた。仕方が無いので茂みのなかを探し回ってみたらかなりたくさん見つかった。

弁当の空き箱や発泡スチロールの切れっ端など、結構なものがあった。コンドームが見つからなかったのが助かったというかなんというかw
藪漕ぎのスキルがこんなところで役に立つとは、意外なもんだ。

そうこうしているうちにコンサートが始まった。ドンは初っぱなだった。
演目は「秩父」と「三宅」。前の日の前夜祭では別の演目をやったのだろうか。見たかったなぁ。
Hrgigrif
秩父。例の番組で和太鼓ドンとBATI・HORICを紹介していたシーンで一番最初に映った演目だ。

とにかく熱い。20tもある山車をも動かすほどの演目だとか。
確かに。
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三宅。例のシーンの最後に映った演目だ。
初めて見たときにはその独特な低姿勢に釘付けになった。

後日、自分の部屋に鏡を置いてやってみたが、どうにも大きく見えない。こじんまりとした動きに見えてしまう。
・・・難しいものだな。

和太鼓ドンの演目が終わったあともしばらくコンサートを楽しんでいた。
12時を過ぎると一緒に観ていたドンのメンバーたちが昼飯を食べに出店がある方へと各自移動しだした。
私も何か食べようと行くことにした。

こういう出店になるとつい衝動買いしてしまうもので、おにぎりとフライドポテトとフランクフルトと焼き蕎麦を平らげてしまった(爆)。

次は3時半集合とのこと。その間にいろいろと回ってくることをドンのメンバーに告げ、散策を開始した。

その散策場所こそが、丹後半島の地獄であったのだ。

酷王に跨り、京都r653を目指す。
一応この府道、琴引浜の近くから出ているのだが、目的はそこではなく、r654〜r75の区間である。

R178をひた走ってr654分岐に辿り着き、r653との分岐を目指す。3月に来たときの目立たない通行止め看板がなかったので、ホッと胸を撫で下ろしつつ走っているとr653分岐に着いた。
Djfqwnvi ここにも何も無い! と一安心したが、r653(右)側に何かある。
Wth72rak おいおいちょっと待てよ。まだ新しいぞこの看板。ひょっとして復旧してないのか!?
X8ztc0he しかし真偽の程は行ってみないことには分からない(爆)。
ええい、突っ込んでまえ!
Dowxlmac このオチを覚悟していたが、
Z3xzrk5e とりあえず倒木は撤去されていたので一安心だ。
F6rhurcs
ヘアピンを曲がってすぐに草が増えだす。まつけん氏が通ったときのような草刈りはまだ行われていない模様。
C4yjgogw
これが車上視点なのだが、何故か藪漕ぎしてるように見えてしまう。
Mfoytpcv 倒木が斜面に引っかかっているところがあった。落ちてきそうで怖い。
U4savxhp
ここでオンロードバイク同士が対向するには車体を草にめり込ませなければならないw
T86xqoss 神主の廃村跡にある立派な作業小屋を過ぎると舗装がコンクリートに変わる。
Bmnqil0g 程なくして去年の6月に遭遇した路肩決壊現場があるのだが、
Kdr2hnuz 見事復活。
これは行けるぞ!
C2jacses この緩いヘアピンを曲がると路肩決壊現場に辿り着く。
O3dfvl7y ちなみにこれは2004年3月の同じ場所。
7dpsnk1i んで路肩決壊現場。去年の状態がこれ。
60plaqik 道路の下が完全に空洞だったが、
Leonvwxz 見事なもんだ。でも背景が少しおかしい。もしや、
8qkdfvp4
う、嘘でしょォ!!?07c4bma_
カリーナがペシャンコではないか!!
なんてこった。とりあえず以下に以前のカリーナの姿を載せておく。
Mpgwwttx
Cb_4el2p
Davlo88e
J0x18a_n
まつけん氏のHPにも「大地に還りつつあった」と書かれていたが、
Udoa7h33
今は前から見ると、本当に大地に還ったかのように見えてしまう。

夢をありがとうカリーナ。お前の存在は決して忘れない。
最後は、どうか、幸せな記憶を・・・
Db_dlwmh
Bu_eobxy
カリーナに涙涙の別れを告げた直後、さらにもう1段階道幅が狭まる。
見た感じレガシィ1台分も無いように見えるんだが、現に通れた人がいるのだから、それ以上はあるんだろう。
そうに違いない。
Jwwqqhzz
酷王に跨るとこんな見え方でしゅ ヽ(゚∀゚)ノ
Yzjbfro2
これは間違いなくバイク同士でも離合できない!
D_8snnwc
この写真は2004年5月のものだが、全く違和感が無い。
Th0nk5st
少し広くなったかと思えばまた狭まる。いや、それ狭まりすぎやろ(笑)
Bivrdhvu
泥まみれでヌタ場と化している。ここで途中で足をついてしまい、再度発進するのに要した時間はなんと3分!
少し半クラを強めただけでタイヤがパワースライドしてしまうのだ。
少し進んでは戻されを繰り返し、何とか脱出。

ちなみにこの泥の下が鉄板橋だったという事実を、ちゃんまつ氏のブログで初めて分かった。
Xdu0ndtf 「助手席から降りて撮影」の場所だが、バイクに助手席はない。
Qrjb52bq 今までの走行では必死すぎて気づかなかったが、分岐があった。
6nmybywh しかし通り抜けは断念。
Mtu7z7ib 腐道レポを続ける。
9_qvf61p この辺は季節問わず水が流れている。
Izb3bcsu そのためか場所によってはうっすらと水草のようなものが生えており、スリップ注意。
Y5tibpp_
ちなみに2004年3月走行時はここを下りで走った。
死ぬかと思った。
8h4_zy9r 草に気を取られまくっていたので、舗装がアスファルトに戻っているのに気がつかなかった。
しかもきれいな路面なので、ひと時の安心感を味わう。
Nkcht2lz ここのヘアピンの外側にあるのはイチョウの樹。10月に走行される方はくれぐれも落ちた銀杏を踏まないように注意。
Lqhue3ho
分離帯付きの対面タイヤ2本分車線の道路となる(爆)

わだち草と戯れる男がいるが、気にしてはいけない。
O5wbktca
酷王が草に飲み込まれそう。
Qkspx9gb
ここでも2004年5月の映像を。
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さらに2004年3月のも。
Tmbklqrt
ついでに車上視点。
・・・ちょっとしつこかったかなぁ?

ここでふと時計を見ると既に2時50分を回っていた。
いかん、ドンの皆さんとの待ち合わせに遅れてしまう!

というわけで少し急ぐことにした。
Mw9celi5 急ぐことにしたのはいいが、この先で倒木があったりするオチじゃないだろうな・・・。
Xbgjvtpl わだち草の密度が徐々に増えてるような気がする。
Iaapr5dk 「山くずれ注意」の看板前にあった謎のタイヤ痕。崩れた土砂をどけた跡のように見えるが果たして。
Kunoxpr5 集落が見えてきたが倒木があるかもしれないので油断できない。
既に車体はうっすらと緑色に染まった!!
Lslit6d0 とりあえず倒木も無く、通り抜けることができた。
さて急いで琴引浜に戻らねば。


コンサートの方だが、このあと3時半から「出演者全員のセッション」なるものがあった。このイベントのテーマとなる歌を全員で歌うというものであった。

その後は後片付けを手伝うことになる。私も少し手伝ったが、皆少し申し訳なさそうだった。
いつも公演を観にいくぐらいしかできない私など、どうかご遠慮なくこき使っていただきたいと思うが、いかがなものか。

そしてドンのメンバー全員に別れの挨拶をして、帰宅することとなった。
ドンの皆様、お疲れ様でした。楽しい時間をありがとう。
次は大川平で会える日を楽しみにしてます。

帰宅途中、腹が減ってきたので、与謝野町と京丹後市の境目あたりにある蕎麦屋で皿ソバを3人前頼んで食べた。
2000円もしたが、結構美味しかった。 (゚д゚)ウマー

その後、与謝峠に差し掛かった辺りだっただろうか、追い抜いた車が妙に気になった。
その車、太鼓を積んでおり、乗っている人ははだしのコンサートのプリントTシャツ(?)を着ていた。
ひょっとしてこれ、ドンのメンバーじゃないの?
そういえば抜くとき前を掠めたような記憶が・・・だとしたら謝らんと!!

すぐさま旧道に飛び込み、後ろから再度追いつく作戦を敢行。しかし旧道から現道に出ても見つからない。

仕方がないので福知山ICまで行き、待ち伏せすることに。

程なくして見つかった。そのまま丹波マーケスの近くまで追いかけることになった。

車が停まって中からメンバーが降りてくるなり、平謝り。
しかし、別に掠めていなかった様子。よかった。

ここでも暫し談笑した。皆ありがとう。俺の話に付き合ってくれて。

そしてそのあと亀岡市内で流れ解散となった。

楽しい旅であった。ドンの皆さんに会えたこと、そして好きな腐道を走れたこと、そしてなによりドンの皆さんとのさらなる親睦が深められたこと、全てが最高レベルのものだった。和太鼓ドンの魅力に魅せられたツーリングライダー・健太郎としても、丹後の大自然に魅せられた奈良の大変態・旧道者としても。

次の大川平荒馬ツーリングはこれを越える素晴らしい旅となるのだが、今から楽しみだ。

kenrou1352 at 04:10|PermalinkComments(4)TrackBack(0)季節の祭り 

2006年06月11日

ダムに沈む村・旧徳山村

6/1、この日は木曜日。だがうちの会社は創立記念日で休みだった。

平日にダムの工事現場に入れるのか少々不安ではあったが、ここ旧徳山村を沈める徳山ダムは完成予定が2007年。それに向けて今年7月辺りから試験湛水が始まるらしい。

そうなればもうここへ行くことができなくなるのだ。
そうなる前に一刻も早く行かねばなるまいと思って、2度寝して11時に起きた身体に喝を入れ、現地へ向かった。

そういえばダムに沈む村が舞台となったゲームとしてこんなものがある。シナリオライターがオフ車乗りだとか。
当方も当然プレイ済みである。

裏シナリオが最高だった。

話が逸れてしまった。申し訳ない。

いつものように名阪国道を途中で降り、名神の八日市ICまで行き、高速に乗ったが、リフレッシュ工事の為、吹田〜春日井まで1車線規制がかけられ、50km/h規制になっていた。

すり抜けが一切できない。イライラしながらなんとか関ヶ原ICで降りる。ここからは岐阜r53を行きr241の分岐を過ぎたところで左に曲がればR417の渋滞区間をパスできるのだが、
Ggh6ubeq Σ (゚Д゚;)ガーン!!
入り口にはなんの注意看板もなかったのにorz

ちなみにくぐれませんでした。

・・・来た道を引き返し、R417渋滞区間をこれまたイライラしながら走り、揖斐川町旧久瀬村周辺になってようやく空いてきた。
Ijnl3wvq 空きだした辺りのトンネルにはこんな垂れ幕(?)が。
やはり酷道スレでの話は本当であるようだ。
話によると坂内村川上付近で8月31日まで通行止であるとか。
8cn8e5jw 「道の駅 星のふる里ふじはし」にて、しばらく来ないうちにこんなものができていた。しかし土日祝日しか開いてないので今回は入れずorz
ここから20kmほどだろうか、R417は低速コーナーから高速コーナーまでバランスよく織り交ざった道となり、それを過ぎると旧徳山村に辿り着く。

旧徳山村本郷に着くと、警備員が立っていたが、わりとすんなり通してくれた。交渉は成功した。
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揖斐川の清流を横目にR417は続いていく。

まずは撮影の下見としてR417を塚まで走ることにしたが、
Ylkzmfdg
気が付くとこんなところまで来ていた
冠山峠は2003年5月に来て以来、実に3年ぶりであった。Eejnw7wy 徳山村を統合した藤橋村が揖斐川町に統合され、「揖斐川町」の石碑が追加されていた。
Pbjwlupr 横から見るとこんな感じ。
Kyy3yb57 よく不思議な形をしていると言われる冠山だが、カメラを横にして見ると、おっぱいに見えてしまうのは単に私がおっぱい星人だからだろうか?
_  ∩
( ゚∀゚)彡
 ⊂彡

Edrfar3x だからといって首を傾けていると転落必至なので慎重に運転せねばなるまい。
Yvgo7h9r
これから走る道が見渡せる。ツーリングの醍醐味のひとつ。
Vxudl5jv しかしこの辺りは地質が脆く、路肩が落ちかかっていた。
これもツーリングの醍醐味の一つ(爆)
Vcnq0qpl
谷が深いので落ちれば即死だろう。
Hce0pbri
6月といえど、山側にはちょろちょろと残雪が残っていた。
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大分降りてきたところでも残雪が残っていた。雪だるまを作ろうと思ったが、時間が無いので諦めた orz
Upscfnm1
完全に降りた辺りからダム工事区域となる。
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このような廃村跡が点在する。
R5rugpta
塚に辿り着くと、廃村跡にキャンプしたあとのような光景があった。

徳山ダム建設中止を求める会の方々が毎年塚でキャンプをしているそうだが、これがそうなのだろうか。
Lain0twb 平坦な土手に立つ電柱を見ると、往時の姿が偲ばれる。
34poskeg 揖斐川の清流が本当に美しい。これが数年後には濁流に変わってしまうなんて今でも信じられない。
Tslsmnvv 作りかけの新R417の高架があった。ダムの底にいることを実感する。
Wcgvz95w
対岸に小さな滝があった。
4esgcmbu 本郷に近づくにつれてハゲ山が目立ってくる。
I4c37mpu でっかい岩。4年ほど前に初めてここへ来たときと変わってない。
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来るたびに凄い自然の産物だなと思う。何とか沈まないところに運べないかなと思うが、当方の権力では到底無理。
無力さが歯痒くなる。
0omjqqon 記念撮影を行っているとミキサー車が2台来た。
4時を回っている。
工事業者もそろそろ帰宅しはじめる時間帯だ。急がねばなるまい。
Ybxmx_mn 本郷の徳山小学校前で記念撮影。小学校内へはこの4年で3度ほど入っている。今回も入りたかったが、時間が無いので諦めた。
5xnbeap2 小学校の入口前が完全に整地されていたのはショックだった。
E2srktl2 2003年8月の写真がこれ。去年の8月もこんな感じだったと思う。
Gdo1rr5i 2003年の写真と見比べると、後ろの家がないのが分かる。


時間は既に4時半。そろそろ帰ろうと本郷の橋を渡る。
R417はここを左なのだが、気が付くと右に曲がっていた。

右へ行くと、あの増山たづ子氏の生まれ故郷である「戸入」と、ダムに沈まない唯一の集落である「門入」へ行けるのである。

こちらはZZR400に乗っていたときに途中までしか行ったことがないのでどんなところか凄く気になっていた。
時間が無い。熊よけ鈴はあるが熊に勝てる装備は無い。しかしもう来れないかもしれないのと、私の好奇心の誘惑に勝てるはずも無く、突っ込むことにした。

入口の警備員は二つ返事で入らせてくれた。
ここからはとにかく迅速な行動が第一となる。
勿体無いが撮影回数が激減する。道中は落石が転がっていたり陥没箇所があったが、そんなに多くなく、今までの険道調査に比べたら楽なものだった。
Ehvdkwdr

I1aovmtm 30分後、ついに門入に到達した。この日を何度夢見ただろうか。
Nzctvrzs
300mほど行くと舗装が途切れ右に折れる。
Bdr_1xvj その先も道が続いているが、酷王なのでここで引き返す。

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4ltj_jqm ちゃんとした家屋も何軒か残っていた。
Kyuztldp
Bvefgrjl
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地図で見ると物凄い山奥のはずなのだが、来てみると意外と開けた場所だった。Nvbhdmth
ここがホハレ峠へと続く道らしい。
Unuvctiw
Uut83sbj
本当に美しい空間だった。旧徳山村内では今までで最高に居心地のいい場所だった。

あまりにも居心地がいいので、時間を忘れてのんびりしていたら、地元のおばあさんに話し掛けられた。

東京から私と同じようにはるばるバイクでやってくる方の話や、奈良にいてここのことを知った理由とか、いろいろと語り合った。
楽しい時間をありがとうございました。

ここ門入、徳山ダムには沈まないが、ダムができてしまうと陸路がホハレ峠以外に無くなる。
そのホハレ峠は知ってのとおり、オフロードバイクでも踏破不可能。完全なる陸の孤島となってしまうのである。
Mmjkt8aa
もう来れないかもしれない。そう思うとセルフショットを撮らずにはいられなかった。

三脚出したついでに、
Xkvybemw
山猫は獲物を・・・
Mkhndi65
逃さない!!(メタルギアソリッド3のオセロット風に)

当方、ホハレ峠を改修したいという方が現れたら、全面協力する所存であります。

さぁ、時間は5時半に近づいている。徐々に空が暗くなってきている。急いで帰らねば。
N5hslwaq
J2wcbzgz 戸入でも写真を撮ってみた。しかし何なんだろうね。あの赤いテープは・・・。
Y8m0rooq
無事本郷へ戻り、R417を登っていると旧徳山村が眼下に一瞥できる。
Dmciphnu
過去何度もここへ来ていたときは、「また来るからな」とこの風景に誓いつつ帰宅していたのだが、今回は次は無いのかもしれない。

けど6月中にもう一度行きたい。

2006年06月08日

和歌山県道216号・温川田辺線

GWの東北ツーリングから帰ってきて以来走った数本の険道のうちの一番最初がこの険道である。

電機屋氏のレポによると、この険道はかつてまつけん氏に「舗装路部門では史上最悪」とまで言われていた和歌山r177と同等かそれ以上のとんでもない険道なのだそうだ。

ちなみに走行日は5/21。私の生誕26周年の誕生日である。当方の誕生日に相応しい強烈な道でありました

5/21、私の誕生日である。誕生日であるからして、その記念にどこかへ走りに行きたくなった。
しかし起きたのは昼12時。比較的すぐにいける場所でどこかいい場所はないものか。

そこで思い出したのが、以前電機屋氏のブログで見た和歌山r216だった。自宅から高速を使えば2時間ぐらいで行けそうな場所だが、暗くなるとネタにならないため、ゆっくりしてられない。

洗面、食事を手早く済ませ、酷王に飛び乗って現地へと向かったのだった。

海南湯浅道路と湯浅御坊道路で渋滞に巻き込まれたものの、スリ抜けによってなんとか1時間半ほどでみなべICに到着した。
Ijhlk2eu みなべICを出ると、びんちょうタンの看板が出迎えてくれる。
しかし今日の目的地はr216なのだ。すまぬ、びんちょうタンよ・・・。
帰りに寄れたら寄るからな。
(↑うわっ、看板に話し掛けてるよ。キモッ!)

r35を使ってr216を目指す。r35の分断区間を迂回するルートを地図を見ながらそして迷いながら走行し、r216終点に辿り着いた。
8nway666 行き先が長野の集落までしかないが、張り切って行ってみよう!
88tmxbx8 長野まではこんな感じの、どこにでもあるような集落内の道が続く。
Log3yotm
特に特筆すべきものがないまま、長野の集落に辿り着く。ここは「ホタルの里」であるらしく、見学用の通路が設けられてあった。
Wyr6on0a 集落を抜けると山の中に入っていく。まだ1.5車線はあり、路面もきれいなので走りやすい。
Xck1f1_0
山を越えた先にある集落。「付菟野」というらしい。
Ikhjoq9n 集落から出るところ。県道はここを右へ。
Afec6zep 曲がった先にはヘキサと、
Sgw_ybme 例の警告看板があった。さぁて、どこまで私を楽しませてくれるのか。
Giebl20y 看板から100mも行かないうちに急激にここまで道幅が狭まる。
Golzqmld 完全1車線である。3ナンバーなら幅ギリギリといったところか。
しかし路面はきれいなので、こんなもので驚いてはいけない。
Tlw280ok
また警告看板があるのだが、写真奥を見ていただきたい。
2cselwjf この看板と上の写真の看板との間の距離は僅か50m。それほどマジにならないといけない
(↑パクリw)
A7rk8bbr とは言ったもののすぐに酷くなったりはしない。
Km05dzoq 集落があるが、実はここから先がこの険道のマジにならないといけない区間なのである。
Dzpgkopm 集落直後。いきなりこんな路面になってしまう。
Pzen3spo 急激な路面状態の悪化に、少々の不安を覚える。果たして無傷で通り抜けられるのやら。
2v2brkjo
No3ppa8o 最終警告! 本当は恐ろしい和歌山r216
少し先にある警告看板。ここまでで無理だと感じたら絶対に引き返すこと!


皆さんお待たせ致しました。では、ここからは和歌山r216の真骨頂を御覧いただきましょう。

Q6zl3lpz 少し前まで梅雨のような天候ばかりだったせいか、道路が小川のようになっていた。
Mnycmdqu どうやら道路脇の小川が増水して水が溢れたからだったらしい。
Mimgiy55
路面状態はボロボロのドロドロ。
Dvxamlpl これでも広い方。
A9xn04yl 難所。暗くて見にくいが、手前にある泥の沼地を通過後、
Mgykj8fj
間髪入れず段差の凄い路上河川(ていうかクレバス?)がある。
I5ido0z3
予告編の写真はここで撮ったもの。
Jqyolorx
路面には常に大小さまざまな石ころがゴロゴロしている為、こんな小崩落があっても周りの景色に溶け込んでしまうのが不思議だ。
ていうかここ、ひょうとして電機屋氏のブログにあった崩落痕ではないだろうか?
Z0hafjmu 明るいところに出ても落ち葉と落石は転がっている。
Cenxommr 道幅は1.8m足らずといったところ。3ナンバーは通れないと思われる。
Ackwulcn
撮影のために停めたバイクを襲わんとする猿が一匹w

ちなみに上の寝転んだ方のセルフショットを撮っていると、後ろからビクスク(確かフォルツァ)に乗るおじさんが来た

慌てて起き上がったが、おじさんは何も見なかったかのようにスッと左手を上げた。
私も片手を上げて挨拶を交わすと、軽快に走り抜けていった。

良かった、怪しまれてない・・・。

Bgxruihe 名も無き峠。市町村合併前はここが田辺市と中辺路町の境目だった。
Wmuqxllc
和歌山県のようにヘキサの設置率の高い県の険道を走っていると、「なんでこんなところに?」という場所にヘキサがあったりして面白い。

ここからは下り。
Jqcle_pp 下りになっても石がゴロゴロ。
Hkf61der
木々の間から周りの景色を望む。結構高いところを走っているようだ。
Snita99o しかし路面は相変わらずドロドロボロボロ。
7yft2cp3 そして小崩落も当たり前のようにある。降りるまでこんなんが続くのか・・・orz
85gy0lwj 狭い、ガードレールがない、そして路面には落石と落ち葉が・・・。ハンドルを取られようもんなら確実に谷底へダ〜イブ!
Yordanqv
土砂に埋もれております。今年の正月に電機屋氏と走った三重r683を思い出します。
C6nlzaek 一時的に路面がきれいになったりもする。私はここでついスピードを出しすぎてしまい、
Jcw_lllm 土砂に乗り上げてグリップを失い、転倒しかけてしまった。油断大敵!
Lkdoep7g さらに道路に大穴があいていたりする。気になって覗き込んでたら前輪が嵌りかけた。
Gxixonax 路面も泥だらけだが酷王も泥だらけだ。
Nzwnmbha 大分降りてきたようだ。
Xkbw3yzt さぁ残すところもあと僅か。
Pble0iz0 そしてついに人里へと降り立った。どうやら助かったようだ。
Gd7oxr0y ここだけなぜか緑が多い。
Olkr1etg 険道区間はここで終了となる。
Brqfixyu さぁあとは集落を抜けるだけだ。
Vhl1hdpz 今まで通ってきた道を集落より望む。思わず「どこ連れて行かれるんやろ・・・?」と不安になる。
Xj0ruhts 集落の途中にあった、警告看板。ガードレールのところに引っかかっている駆動ベルトが妙に気になる。
Wad_d23y 手書きの2t制限標識の橋を渡ってr198に合流。
r216はここから少し南へ行ったところから分岐しているらしいが、そちらは大した険道でもないそうだ。


いや〜とんでもない道だった。r177と同等かそれ以上というのには全くもって同感である。

写真でいうと橋の左側にちょっとした休憩スペース(自販機付き)があるので、ここでジュースでも飲みながら休憩するとしよう。

◆オマケ
B87xamgx 近いのでやはり行ってきてしまった。
5l4gdjc5
声優・野中藍さんのサイン。もうコーティングされてるんだろうか。
Jyxdllil
振興館の看板にもびんちょうタンが描かれていた。もう立派な町のシンボルとなっているようだ。

そういえば、みなべ町の盆踊りだとやはりびんちょうタン音頭がかかるのだろうか。夏場、是非調査したいものだ。

kenrou1352 at 03:30|PermalinkComments(7)TrackBack(0)酷険道